1.眼瞼下垂について
眼瞼下垂とは、上まぶたが十分に開けられず、まっすぐ前を見たときに上まぶたが瞳孔(黒目)に被ってしまっている状態をいいます。 年齢とともに、まぶたを持ち上げる筋肉が緩んだり、まぶたの皮膚のたるみが原因となります。
症状
- まぶたが重く目が開けづらい
- 視野が狭くなる
- 視力が落ちた
- 二重幅が狭くなった
- 眠たそうに見られる など
眼瞼下垂手術について
一度緩んでしまったまぶたの筋肉は、鍛えて引き締めることはできません。 そのため手術が必要になります。 手術は、局所麻酔で行います。二重に沿って切開し、緩んだ筋肉を糸で縫い引き締めたり、眉毛の下のたるんだ余分な皮膚を切開し取り除き、縫い合わせます。二重の線や、眉毛の真下に傷跡ができるので、極端に傷跡が目立つことはありません。術後は、まぶたの腫れや内出血がありますが、1週間程度で徐々に改善されます。
2.眼瞼内反症について
眼瞼内反症とは、まぶた全体が内側を(眼球の方を)向いてしまい、まつげが眼球に触れてしまう状態です。主に年齢とともに、まぶたを支えている組織やまぶたを閉じる筋肉が緩んだり、まぶたの皮膚がたるんだりすることが原因とされています。
生まれつきの眼瞼内反症(先天眼瞼内反症)もあります。
眼瞼内反症を放置しておくと、眼球に触れるまつげで眼球が傷つき、ひどい場合は眼球に穴があいてしまう場合もあります。
症状
- 目が痛い
- ゴロゴロする
- 涙が出る
- 充血している
- 眩しく感じる など
眼瞼内反症手術について
まぶたを支えている組織や筋肉の緩み、皮膚のたるみを取り除くために、皮膚を切開し余分な皮膚の除去と、緩んでしまった筋肉を縫い縮める手術を行います。
稀に再発する場合もありますが、ほぼ1回の手術で完治可能です。術後は、まぶたの腫れや内出血がありますが、1週間程度で徐々に改善されます。
また、眼瞼手術は保険適用の手術になりますので、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。
080-6939-6072
※診療時間内での相談対応となりますので、ご了承ください。